インクジェット用紙と普通紙の違い
2017.05.23

女性とプリンターインクジェットでプリントしたことが一度でもある方ならご存知でしょうが、いわゆる「インクジェット用紙」で印刷した場合とコピー機などの普通紙で印刷した場合では、仕上がりがはっきりと違います。文字ばかりをインクジェットで印刷するのならばその違いはあまり気にならないかもしれませんが、写真の場合、普通紙だとかなり粗く感じることもあるでしょう。その場合は、写真用と記載のあるインクジェットの専用用紙を使いましょう。

それにしても、インクジェット用紙と普通紙の違いとは、一体何でしょうか?
まず端的に言えば、インクジェット用紙と普通紙は、紙の質が違います。インクジェットの専用用紙は、プリンター本来の画質がでるように、インクがすぐに乾くように、そして普通紙よりも耐水性が高まるように、特殊な加工ほどこされています。特に写真用の用紙の表面を見てみると分かりますが、つややかな光沢があり、光っています。そのような特殊加工が施されていますから、当然普通紙に比べて値段が高くなります。その代わりに、業者に依頼したものとそん色のない写真を、自宅のインクジェットで印刷できるわけです。

では、「写真を印刷するなら何でもインクジェットの用紙を使えばいいのでは?」と考えるかもしれませんが、それは違います。その加工はあくまでインクジェットのプリントに適合させたもので、インクリボンを使う、熱転写方式のプリンター、トナーを熱で定着させるレーザープリンター、コピー機などには向きません。特に高温でトナーを定着させるレーザープリンターでインクジェットの専用用紙を使うと、用紙が変形して中で紙詰まりを起こすか、表面の溶剤がプリンター内部に貼りついてしまう可能性もありますので、気をつけましょう。
またインクジェットの用紙は、一部を除いて万年筆やシャープペンで書き込むのにも向いていません。

普通紙とインクジェットの専用用紙。どちらか一方が優れているのではなく、コストや用途を加味しながら、賢く使い分けましょう。
ちなみに年賀状のシーズンになると、郵便局などでは、インクジェットの専用はがきが売りだされます。一年に一回しか出さないあいさつ状、写真も印刷するから、どうせなら綺麗に印刷したい。でも間違って、普通紙の方を買ってしまった。そんな場合は、郵便局に持って行ってみましょう。レシートなどがあれば、基本的に無料で交換してもらえます。もちろん、書き損じや汚れがあるものは再販できませんから、別途手数料が必要な場合もあります。

▲ ページトップへ